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今をコツコツ在ることが、生きる、いや生かされている自分なのです。 あるがままの自分が「今、丁寧に、在る」。 そのままの自分を、そのままの自分が「知り得た」時、 これが求めていた答えだと納得しました。 有難く存じます。すべてのご縁に感謝を致します。
2024.03.29 Friday
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2008.06.24 Tuesday
食に振り回されて疲れたというのもありましたが、とにかく寂しいんです。
生きているのが寂しいんです。
世間にはまらない感性の自分を信じていないので、信じるということが何もできない毎日で、生き辛く、疲れきっていましたし、死ぬことで、自分に注目が集まるような気もしていたと思います。
消えてなくなりたいんです。
その寂しさを満たすために、食べて食べて食べ続けて、それでも満足感も満腹感もわからなかったんですね。
やせることにも執着していましたので、吐き続けて、下剤を使って、あらゆる努力をしていましたね。
今考えると、かなり体を痛め続けましたね。

普通に生きたいと思っても、食だけでなく、考え方や感じ方が、何か人とは違うんです。
普通って、私にとって、普通ではないんです。

私は、摂食障害ということは、親にも友人にも言わないで生きてきました。
やせ過ぎの人という感じだったでしょう。

専門の病院で看護師としても働いていましたので、知識だけは十分備えていましたし、食べ吐きのわがままな病気、我慢ができない意志の弱い人、お天気屋さんで、問題行動ばかり起こす人、そして、食べるものがない国もあるのに、贅沢な病気と思われるのも辛いんですね。
何が辛いって、食べるコントロールを失ったこともそうですが、世間に隠れるような生き方をしなければならないのが辛くてたまりませんでしたね。
この衝動がいつまで続くのかと、不安でたまりませんでした。
出口のないトンネルのような感じでした。

幼少時に、納得するまでの安心感を得ることができなかったので、年齢を重ねても、自分の土台がなく、いつも見捨てられるという不安があり、「いい子を演じなければならなかった」んですね。

本当の自分というか、本来感じるままの自分を殺して、ロボットのような感覚で、生きていたんですね。

抑えが効かなくなると、爆発しますので、コントロールできない衝動を、食にぶつけて誤魔化していたんですね。
摂食障害は、自分で自分をコントロールできない、それも感情が、毎日ジェットコースターに乗っている状態ですので、体も心も頭も、疲れきって、どうしようもない追い詰められた状態になるんですね。

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プロフィール
HN:
岡本理香
年齢:
60
性別:
女性
誕生日:
1963/07/29
職業:
精神作家・正看護師
趣味:
整理整頓
自己紹介:
岡本理香
精神作家&看護師&心ざわざわ理事長
1963.7.29生、AB型
大阪出身、現在神戸六甲山に在住、有馬温泉傍
整理整頓・ジクソーパズル・捨てることが特技
田原俊彦さんのライブ鑑賞が生きがい
向日葵・マリリンモンロー・真っ赤が好き
高嶺の花を羨むより、足元の豆を拾えが口癖
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