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今をコツコツ在ることが、生きる、いや生かされている自分なのです。 あるがままの自分が「今、丁寧に、在る」。 そのままの自分を、そのままの自分が「知り得た」時、 これが求めていた答えだと納得しました。 有難く存じます。すべてのご縁に感謝を致します。
2024.04.25 Thursday
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2007.02.01 Thursday
■「思春期やせ症」
□20歳代、私のカルテに記載された病名でした。若い頃は、完璧主義の優等生、何事にも拘りが強く、人と変わったことを好む性格でしたね。18歳の時に一度、激やせを経験しました。学院長賞をいただき看護学校を卒業、社会へ歩み出た時期に、拒食が始まりました。症状が強くなり、体重が34キロの針をきったとき「このまま20キロ代へ」という気持ちと同時に「生きていられるのか?」と恐怖感も覚えました。精神科の思春期女子病棟での3交替勤務は、諸々に感化されて、過食嘔吐へ移行しました。毎日手のひらにいっぱいの薬を飲み、勤務先の病院、大手の書店、百貨店の食料売り場と自宅の往復だけの時期、今は懐かしく感じます。大学に通い、症例研究や論文など、とりつかれたように勉強をしていましたね。今考えると素晴らしいパワーですよ。 勤務先は変えても、看護師という仕事は、続けなければならないと義務感のような、いや、今思えば、あれは命綱だったと思います。
□私は、「心ざわざわ」のサイトやブログでは、若い頃の話は記述していません。その頃、一生懸命に生きてきた私も私です。その頃があるから、今があります。 過去のこともすべて丸ごと、私であると確信しています。過去に拘るより、今を生きることを大切に感じ、今、命があることだけで十分に幸せだと感謝する気持ちが大きくなりました。「もっともっと」を「これで十分です。おおきに」って思うことができるようになったのは、いつだったかしら?今、自分が持っている宝物を、しっかり磨くことが幸せだと感じ始めたのは、いつだったかしら?余裕という言葉と余分という言葉の本当の意味が体得できたのは、いつだったかしら?当たり前を捨てる智恵がフル活動し始めたのは、いつだったかしら?そして、本当に大事なことが分ったのは「おかげさまで、ありがとう」の穏やかさが芽生えたからだと思います。
□今、素直に「生きている自分がいる」ことに感謝しています。面談や宿泊でお逢いする方には、ご質問があれば、私自身の色々な波乱万丈(笑)な過去のお話も客観的にさせていただいています。しかし、大事なのは、今です。今どうするかですね。「心ざわざわ」を訪れてくださった方々は、夜空を見上げながら流れ星を見つける喜びと同じくらいの出逢いだと、私は感謝しています。その中で、タンポポの花のような自然な生き方を楽しむことを感じていただければ、うれしく思います。今日も、おかげさまで、ありがとう。

http://www.eonet.ne.jp/~kokorozawazawa/32.htm
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プロフィール
HN:
岡本理香
年齢:
60
性別:
女性
誕生日:
1963/07/29
職業:
精神作家・正看護師
趣味:
整理整頓
自己紹介:
岡本理香
精神作家&看護師&心ざわざわ理事長
1963.7.29生、AB型
大阪出身、現在神戸六甲山に在住、有馬温泉傍
整理整頓・ジクソーパズル・捨てることが特技
田原俊彦さんのライブ鑑賞が生きがい
向日葵・マリリンモンロー・真っ赤が好き
高嶺の花を羨むより、足元の豆を拾えが口癖
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