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今をコツコツ在ることが、生きる、いや生かされている自分なのです。 あるがままの自分が「今、丁寧に、在る」。 そのままの自分を、そのままの自分が「知り得た」時、 これが求めていた答えだと納得しました。 有難く存じます。すべてのご縁に感謝を致します。
2024.04.28 Sunday
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2008.06.27 Friday
主治医との出会いは、本当に大きな出来事でしたね。

摂食障害は、数回診察をうけて、薬をのんで、治る病気ではありません。

自分と向き合う機会を与えてもらうのですから、当然、過食嘔吐はエスカレートします。
現実をみるわけですから、辛さは益々大きくなるんですね。

現実からの逃げ場に、過食を利用しているのです。
必要な時期でもあるんです。
逃げてもいいんですよね。

過食嘔吐などで自分の体を痛め続けて、夜勤のあるハードな看護師の仕事も、いっぱいいっぱいでしたが、職場での責任のある立場に耐えられないという未熟さも、どんどん自分で分かって、益々辛かったですね。
それも大人になる過程のひとつだと、今になればわかりますが、思春期の心の葛藤というか、自分の心が安定していないのが、また不安となり、そのときは、自分が混乱という言葉がぴったりですね。

その中で、主治医の下には欠かさずに通いました。
主治医の前では、堂々と子供になって、そのままの自分を出してもいいんだと思いはじめていたんだと思います。
いつも大きく温かく包み込んでくれる場所だったんですね。

過食の話や体重の話は、ほとんどしなかったんですよ。

摂食障害の岡本理香ではなく、岡本理香という一人の人間と向き合ってくれたんだと思っています。
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プロフィール
HN:
岡本理香
年齢:
60
性別:
女性
誕生日:
1963/07/29
職業:
精神作家・正看護師
趣味:
整理整頓
自己紹介:
岡本理香
精神作家&看護師&心ざわざわ理事長
1963.7.29生、AB型
大阪出身、現在神戸六甲山に在住、有馬温泉傍
整理整頓・ジクソーパズル・捨てることが特技
田原俊彦さんのライブ鑑賞が生きがい
向日葵・マリリンモンロー・真っ赤が好き
高嶺の花を羨むより、足元の豆を拾えが口癖
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