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今をコツコツ在ることが、生きる、いや生かされている自分なのです。 あるがままの自分が「今、丁寧に、在る」。 そのままの自分を、そのままの自分が「知り得た」時、 これが求めていた答えだと納得しました。 有難く存じます。すべてのご縁に感謝を致します。
2024.04.27 Saturday
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2007.03.23 Friday
■摂食障害・過食症の克服のゴールは、人それぞれ異なりますね。自分で治ったなと思ったときが完治だと思います。そのゴールの目安に「私は私で、まっいっか。今日は、今日だし、しゃーないね」との言葉が自然に出るころではないでしょうか?今日はここまでという思いが芽生えると、気が楽になってきます。今することは、今するけれども、明日でいいことは、今しないという思いですね。摂食障害・過食症克服への道のりは、子供が大人に成長する過程とよく似た感覚ですので、時間が必要ですね。日々コツコツと積み重ねることが大事ですね。また、人の感情も一瞬一瞬で変わりますので、そういうものだと思う気持ちで一喜一憂しない、結果にとらわれないで経過を大事にすることも必要ですね。今すぐ答えを出さなくていいものもあるのですね。
■また、本来持っている力に目を向けて、それを引き出し自分ができることをしていく、達成感を喜びとして、心に満足をあげることですね。「焦らない、走らない、諦めない」80%くらいの力で歩く、いえ50%で十分です。視野を広げて、自分と自分以外の人との価値観の境界線をくっきりさせるには、いろいろな方との関わりが大切となります。基本は、素直な気持ちで、自分を見つめたり、お花がきれいとか今日はいいお天気だとか、普通の生活の中で小さな変化を楽しむことですね。そして、感謝の気持ちを堂々と表現していくことでしょう。言葉は交わしてその魅力を発揮します。自分と交わすことも必要ですし、自分以外の方と交わすことも大事ですね。そして「捨てること」これも重要でしょう。ガツガツもっともっとよりも、今ある中で、どう満足を得ることができるかでしょう。小さな小さな喜びに、目を向けてみましょう。頭で理解できましたら、今度は心が納得するように意識して、そして体得することですね。習慣や癖を直すには、少しの努力と少しの勇気が必要です。日々平等に与えられている24時間が味方になってくれます。
■性格や物事の考え方を急に換えるのは無理が生じます。あるがままの自分で、日々考えたり感じたりすることです。その中で、自分とは違う価値観の方の考え方や感情を参考にしてみて「こういう考えもあるんだ」と思えば十分ですね。物事をいろいろな角度から見ることや考えることは、自分の価値観を磨くことにつながりますね。自分は自分なんだという感覚は、最初はふわふわしていますが、しっかりと自分の中に根付かせてください。これが心の成長という感覚です。
■やはり体の健康も大切です。過食や嘔吐は、体に負担をかけてきます。ストレス解消なのかそれ自体がストレスになっているのかわからなくなってきます。規則正しく生活することは、まず一歩でしょう。神経伝達物質であるセロトニンやエンドルフィン、間脳の食欲中枢のためにも、早寝早起きで朝陽を浴び、体に必要とされている最低限の食事は摂った方がいいですね。歯磨き習慣や適度な運動も克服への味方をしてくれますね。
■社会生活を営んでいると、ストレスは必ずあります。それが家庭という社会であっても、学校や職場であっても必ずあります。そのストレスを過度に増やさずに、減らす方法も必要です。没頭できること、趣味やホッとする空間など、それぞれがお持ちでしょう。それを大いに利用して、それに費やす時間を惜しまないことですね。頭の中から、食べ物が消えている時間を多くしていくことですね。
■過食衝動はいつくるか?これはそれぞれ異なりますが、過食するための買い物も、余裕を持つことを意識してください。余分に買わずに、食べたいものと経済を考慮して、もしものためにという買い過ぎは控えてはいかがでしょうか?過食する食べ物を買うこともストレス解消になっているかもしれませんよ。過食できる自分は幸せだという気持ちがありますか?優雅な気持ちで、過食を楽しむことも考えてみてください。そして、過食を理由に、約束をキャンセルしたり、しなければならないことを後回しにするのは、言い訳になってしまいますので、大事なことを優先させていきましょう。
■スマートでありたいという気持ちは、いつまでも美しくいたいという大事な気持ちです。これはずーっと持っていたいですね。忘れてならないのは、内面の美しさが、外見にも映し出されるということです。そして、健康美ということですね。スマートって自分らしい生き方を指すのですよ。食事に関しても、健康プラス自分らしさを活かして、拘りを持ち続けていてもいいと思いますよ。ほどほどにね。
■過食は、食べ過ぎと書きますね。ほどほどって感覚は、新鮮ですよ。食べ物は敵ではないですし、過食が寂しさや辛さを癒してくれるのならば、自分にとって、今は必要なものですが、意識することや何かのきっかけで、症状は消えていきます。抑えるのではなく、受け入れることですよ。開放してあげることですよ。自分の中での割合を変えていくことですね。何度もいいますが、自分で治すものです。治ったと思うのも自分自身です。きっかけは、人かもしれない、出来事かもしれないのですが、克服への道は、自分が自分の足で歩くことですね。私が言えることは、ただ一つだけです。それは、拒食、過食、嘔吐、下剤使用などの症状は、必ず治るということです。妙なプライドを捨てて、生きていることを素直に喜んで、関わりのあるものに感謝する気持ちを抱くことですね。ええ、克服した人間がここにいますもの。

■当たり前が一番貴重なんですね。今の自分、今の状況、今のすべてを素直に受け入れて感謝したいですね。出来ないことを悔やむより、出来ることを探して、出来ることをしていきましょう。必ず前に進めますよ。「心ざわざわ」は、少しずつ階段をコツコツと登っていきます。ゆっくりですが、じっくりと進んでいくことを大事にしています。自分の持っている力を信じてくださいね。種を蒔いて、お水をあげて、太陽の陽を当てて、言葉をかけて、やがて芽が出ます。少しずつ成長します。ゆっくりと成長します。そして、それぞれの個性を輝かせた美しい花が咲きますよ。タンポポのように、ケイトウのように、力強く、長く、心穏やかな花が咲きますね。ゴール地点は、次のスタートラインです。次の花の種がもう育っています。自分らしさという花ですね。おかげさまで、ありがとう。

http://www.eonet.ne.jp/~kokorozawazawa/
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プロフィール
HN:
岡本理香
年齢:
60
性別:
女性
誕生日:
1963/07/29
職業:
精神作家・正看護師
趣味:
整理整頓
自己紹介:
岡本理香
精神作家&看護師&心ざわざわ理事長
1963.7.29生、AB型
大阪出身、現在神戸六甲山に在住、有馬温泉傍
整理整頓・ジクソーパズル・捨てることが特技
田原俊彦さんのライブ鑑賞が生きがい
向日葵・マリリンモンロー・真っ赤が好き
高嶺の花を羨むより、足元の豆を拾えが口癖
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