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今をコツコツ在ることが、生きる、いや生かされている自分なのです。 あるがままの自分が「今、丁寧に、在る」。 そのままの自分を、そのままの自分が「知り得た」時、 これが求めていた答えだと納得しました。 有難く存じます。すべてのご縁に感謝を致します。
2024.04.29 Monday
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2008.07.18 Friday


向日葵たちの季節です。
ルームの庭にも向日葵たちが、今年も来てくれました。

向日葵は、自分が向日葵であることを知っています。
自分らしく微笑んでいます。

立派に咲くのではなく、素敵に咲いています。
自分のために。
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2008.07.18 Friday
嫌なことを抱えて歩くのが大人。
嫌なことが山ほどあるのが現実。
知ることからです。
変わらなくていいの、ただ今を知ってごらん。
今を知らないと、現実を歩けない。
素直になっていくこと。
期待しないで、素直になること。
ここからですね。
ゆっくりでいいのよ。
自分で掴んで歩くこと。
ゆっくりね。
2008.07.16 Wednesday
私は、20歳代前半に摂食障害の症状が現れました。自分を信じることができずに不安で不安でどうしようもなく、30歳で死ぬことを決めていたほどでした。摂食障害は、行動の病であり、感情のコントロールが難しくなるのですね。人からどう見られるかということにとらわれて、世間の枠にはまらない自分の感性に自信がなくて、いつも不安で怯えて、自分の存在を認めてもらうために、理想の自分を演じて、現実の自分がわからなくなっていました。過食は、自分の逃げ場でもあり、赤ちゃんがお母さんのおっぱいを吸う感覚で、頭を真っ白にできる行為なのです。症状は、その人により様々です。
私の拒食が始まったのは、看護師として大阪府内の病院に勤務してすぐ、それまでの優秀で良い子を保つことが崩れ始めた頃でした。社会人として責任を負うという大人になれず、怖くて仕方なかったんだろうと思います。
【初めは食べないだけだった。自分でもわからなかったが、食べないだけだった。体重はどんどん落ちて30キロ台になり、1年ほどで過食へ移行、排出行動も同時に始まった。そして、体重をコントロールすることに捉われはじめた。かたくなに閉じて、自分の世界に没頭していた。 ひたすら強迫的に食べて吐くだけだった。不眠は当然のように不安を増大し、もっともっとと強い睡眠薬を希望していった。今考えると、あれだけ服用しても眠れなかったのかと不思議でたまらないが、夜中に目が覚めるのが恐怖なのである。そう過食が始まると恐いのである。いつ過食の衝動が始まるかもしれない。そう、自分を信じていなかったのであろう。一番身近にいる存在が、一番信じられなかったのだ】死んだら、アカンより抜粋。
社会に出て、今まで優秀だった自分が、実は子供だったと気づくことを避け、大人になりたくない自分もいて、いつも頭の中が混乱している状態でした。どうしたらいいのかも分からない。大人のどろどろした曖昧な生き方ができなくて、人と同じことが怖くてできなくて、とにかく何が何だか分からない状態でしたね。 一人で生きることができないので、誰かにしがみつきながら、綱渡りのような毎日は、とにかく寂しい。生きているのが寂しいのです。世間にはまらない感性の自分を信じていないので、信じるということが何もできない、生き辛く、疲れきっていました。消えてなくなりたいのです。その寂しさを満たすために、食べ続けて、それでも満足感も満腹感もわからなかったのです。
普通に生きたいと思っても、普通って、私にとって、普通ではないのです。私は、摂食障害ということは、親には言わないで生きてきました。専門の病院で看護師としても働いていましたので、知識だけは十分備えていましたが、この衝動がいつまで続くのかと、不安でたまりませんでした。出口のないトンネルのような感じでした。幼少時に、納得するまでの安心感を得ることができなかったのでしょう。年齢を重ねても、自分の土台がなく、いつも見捨てられるという不安があり、良い子を演じ、本当の自分というか、本来感じるままの自分を殺して、ロボットのような感覚で、生きていたのですね。抑えが効かなくなると、爆発しますので、コントロールできない衝動を、食にぶつけて誤魔化していたのです。 自分で自分をコントロールできない、それも感情が、毎日ジェットコースターに乗っている状態ですので、体も心も頭も、疲れきって、どうしようもない追い詰められた状態でした。当時の私は自分の感情を持っていませんでした。嬉しいとか悲しいとか、泣くことも許されないという感じで、感情を抑え切っていたと思います。
【「先生、私、寂しい」フッと言葉が出る。始めて口にした言葉。主治医のところへ通い始め数回目の診察時間。言葉と同時に素直に涙が溢れる。私には衝撃的な瞬間。泣いている。この私が。今までにない感情だった。そこへ行けばいつもいてくれる、どんな時も変わらない大きな器がある。死にたいと重く閉ざされた言葉は出しても、いつも大きく温かく頷いてくれる。そう、打てば響く存在がある。言葉を素直に出すと、言葉ごと丸ごとその中に吸収されていき、そして、私の心に響く何かを贈ってくれている。何かはまだわからなかったが、主治医を信じ始めていたのであろう。そう、主治医との関わりの中で信じるという感覚が、私の中で育ってきたのであった。信じることを知ったのである。人という存在のぬくもりを感じながら、安心するという居場所を見つけたのである】死んだら、アカンより抜粋。
主治医との出会いは、本当に大きかったですね。自分と向き合う機会を与えてもらうのですから、当然、過食嘔吐はエスカレートします。現実からの逃げ場に、過食を利用しているので、必要な時期でもあったのです。逃げてもいいのですよね。
しかし、自分の体を痛め続けて、夜勤のあるハードな看護師の仕事も、職場での責任のある立場に耐えられないという未熟さも、現実が見えてくると、益々辛かったですね。それも大人になる過程のひとつだと、今になればわかりますが、思春期の心の葛藤、自分の心が安定していないのが、また不安となり、混乱していました。その中で、主治医の診察には欠かさずに通いました。主治医の前では、堂々と子供になって、そのままの自分を出してもいいんだと思っていたのでしょう。いつも大きく温かく包み込んでくれる場所だったんですね。過食の話や体重の話は、ほとんどせず、摂食障害の岡本理香ではなく、岡本理香という一人の人間と向き合ってくれたのだと思います。 一言でいうと、安心感をもらいました。信じていい人だと感じていたのですね。死にたいという気持ちは、今でも覚えていますが、主治医が「死んだら、アカン」と言ってくれたときの瞳の深さに、死ぬ選択をはずしてくれたというか「先生にまた逢える」という気持ちが私の中で、芽生えたのだと思います。同時に、死ぬことを諦めたけれど、生きることを諦めなかった自分が生まれたのです。
主治医と出会って20年がたち、今振り返ると、生き辛いとか怖いとかで逃げていたのは自分だったと分かりましたね。大人になるのは、頭ではなく、体でいろいろな体験をしていくことだと、人とのかかわりの中で、頭も下げたり、できない自分を認めていくことだと、知っていきました。怖がって何もしようとしなかった自分にも気づきましたね。プライドと負けん気を捨てて、転んで泣いて痛い思いをしても、主治医という存在があったからこそ、大丈夫だ、自分でやってみようと思うようになったことが回復へ道でしたね。 どうしようもない子供の私を、何も言わず、辛抱強く、見守ることで、育ててくれたのだと、感謝の一言につきます。成長を拒んでいた私を、0歳児から育てて、親子の関係って、信頼という愛が根底にあるのだよって、教えてくれたのですね。いつも、そのままでいいよって言ってもらっていたのですよ。このままで生きていいんだ、ありのままの自分を、自分で信じていいんだ。自分を信じるのが自信ですものね。世間から外れていたり、自分が普通でないと思うことなく、このままでいいのだと思うようになりましたね。堂々と自分の感情を抱いてもいいんだなって。ふと気が付くと、摂食障害を手放していたんですよ。
心の中は、ざわざわと、いつもいろんな感情が渦巻いていて当然。どんな感情の自分がいてもいいんだ。そのままでいいんだ。それぞれのパーソナリティ・スタイルを築き、円熟な大人になることが回復です。ご本人さんもですが、ご家族の方も、一人で抱え込まないでほしい。視野を広げることと余裕を持つことが、何よりも大切だと思います。
【さあ、今感じるままに、あなたの言葉を素直に出してみましょう。遠慮はなし、良い子もなし。 その中で、素敵なことがあったと気付くでしょう。摂食障害を抱える方々の繊細で感情が豊かな言葉は、本当に素晴らしいのです。そして、皆様の存在は、とても素晴らしいのです。かつて私を支え続けてくれた大きな存在、愛が溢れる存在からもらったたくさんの言葉を、今度は皆さんに贈りたいと思います。 愛は信頼を根付かせてくれます。信じるという大切さを教えてくれます】死んだら、アカンより抜粋。 あなたへ贈るメッセージ今、この瞬間を、今、大事にすること。
今、できることを、今、始めること。
今、できたことを、今、褒めること。
今、感じたことを、今、言葉にすること。
今、目の前の自分を、今、知ること。
そう、今、そのままを、今、受け入れること。
あなたって、本当に素晴らしいのですもの。
2008.07.14 Monday
○8月10日(日)11時から13時までの摂食障害の講習会にご参加くださる方と、
講習会後、場所を変えてお茶会をします。
この日は、ご本人様だけのご参加となります。既に、遠方からのご予約を多数いただきありがとうございます。定員数あと1名様となりました。
○8月24日(日)は、お母様方だけのご予約を既に、いただいております。ご参加をご検討中の親御様は、どうぞご利用ください。

講習会場所、大阪府茨木市舟木町15-17 Prefere202 
072(633)0212 090(6245)6777 
カウンセリングサークルワイズ内
阪急京都線茨木駅北改札東口南へ5分
申込 http://counseling-ys.com/yomi-mailer/eating-disorder.html


11月テーマ 素直な感情を出す、座談会皆さんはどうしているの?
10月テーマ まず知ること、座談会皆さんはどうしているの?
9月テーマ 立ち直りのきっかけ、座談会今困っていること。
8月テーマ 回復のラインとは?座談会今困っていること。
7月テーマ 摂食障害は心の病気だと知ってほしい、座談会こんな時どうしよう。
6月テーマ 摂食障害は心のモヤモヤからくる行動の病気、座談会こんな時どうしょう。

2008.07.14 Monday
13日の摂食障害講習会に定員数を超えてのご参加を賜りまして、心からありがとうございました。
東京始め遠方からお出でいただき、感謝しております。

ご本人様が3名、お母様が5名、ご兄弟様お友達様が2名でのそれぞれの思いを語っていただきました。2時間半ほどの短い時間で、十分なお話ができなかったかもしれませんが、とてもとても有意義な時間と空間でした。

また、次のご参加の予約もすぐに頂戴し、本当に意味のある講習会であることの責任をかみ締めております。

少しでも回復へのヒントが見つかりますように、少しでも気持ちが楽になりますように、今後も大切に開催して参りますので、よろしくお願いいたします。

ご縁に感謝、ありがとうございました。
2008.07.12 Saturday
「私だからできること」
今ならできること
たくさんあります
明日ならできること
たくさんあります
たくさんある中から
先ずは一つ
一番大切なことを先ずは一つ
今だからできること
私だからできること
先ずは一つ

「頑張らなくていいヨ」
心の友からの贈り物
さりげなく 飾りもなく
突然届いたあの日
ただ一言
もう頑張らなくていいヨ
心の友からの贈り物
大切な大切な心の宝物

「何度でも言います」
視線は永く
視野は拡く
心のアンテナは大空に伸ばして
2008.07.10 Thursday
NHKラジオ第2全国放送「ともに生きる」岡本理香ゲスト出演、8/17(日)8時と19時に再放送されます。
NHKラジオ第2(全国放送)「ともに生きる」6月22日(日)キャスター・長崎圭子さんの番組にゲスト出演。
著書「死んだら、アカン」を、アナウンサーさんに朗読していただき、対談しながら、岡本理香が自らの摂食障害からの回復過程を、30分間、語らせていただきました。
2008/8/17再放送・NHKラジオNHKラジオ第2(全国放送)「ともに生きる」6月22日(日)放送が好評をいただき、8月17日(日)に再放送。
2008.07.08 Tuesday
摂食障害講習会応募者多数のため、7月より毎月第2日曜に加え、第4日曜にも開催します。11時~13時。

ご利用者が多く、新規申し込みのメール日記心理療法は9月以降、面談は10月以降のご予約となります。

摂食障害講習会参加とNPO会員登録の方は優先させていただいておりますので、ご理解をお願いします。


2008.07.07 Monday
いつもありがとう。
心ざわざわは、1999年に生まれました。
私の回復記念に誕生です。

一人でコツコツ、そして、人との交流を丁寧に、温めてきました。

たくさんの愛を感じながら、自分の足で歩き続けています。

摂食障害やパーソナリティ障害は、私の誇りです。

心ざわざわは、私の愛と感謝と皆さんの優しさと愛が、一つになる場所でありたいです。

あなたの心。しっかり受け止めました。
ガツガツしない、固い決心とその行動力が素晴らしいと感じました。
一緒にやっていきましょう。

メール療法は森田療法がベースですので、感情放置と行動。
きちんと、私がここで見守っています。
心は一緒に歩きます。

愛=信頼。
これは基本でしたものね。
素直に感じたことを、素直に言葉に出す。

まず始めましょう。待っています。
信じることができます。
だから、待つこともできます。

ご縁をありがとう。
2008.07.05 Saturday
私だからできること、今ならできること、たくさんあります。明日ならできること、たくさんあります。たくさんある中から、先ずは一つ。一番大切なことを、先ずは一つ。今だからできること、私だからできること。先ずは一つ。
「頑張らなくていいヨ」心の友からの贈り物、さりげなく、飾りもなく、突然届いたあの日、ただ一言、もう頑張らなくていいヨ。心の友からの贈り物。大切な大切な心の宝物。
「何度でも言います」視線は永く、視野は拡く、心のアンテナは大空に伸ばして。
2008.07.03 Thursday
満足と満腹は異なります。
満足を得ることに目を向けてみましょう。


アンケートにご協力くださって、ありがとう。
http://www.eonet.ne.jp/~kokorozawazawa/22.htm

○アンケート募集
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P23838536

○摂食障害専門相談NPO法人心ざわざわ岡本理香
http://kokorozawazawa.org
2008.07.01 Tuesday
○お申込の方が増えましたので、摂食障害講習会を7月より、第2日曜日に加え、第4日曜日の11:00~13:00を追加開催させて頂きます。
○8月10日(日)11時から13時までの摂食障害の講習会(参加費5,000円)にご参加くださる方と、講習会後、場所を変えてお茶会(お茶代のみ自費)をします。
○メルマガ・摂食障害アドバイザーより贈り物(ご登録をお願いします)
http://mini.mag2.com/pc/m/M0064523.html
○ラジオ出演、取材を受けました。
http://kokorozawazawa.webin.jp/npozawa.htm
○アンケート募集
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P23838536

摂食障害(過食症)専門相談 NPO法人心ざわざわ
http://kokorozawazawa.org/
2008.06.29 Sunday
お申込の方が増えましたので、摂食障害講習会を7月より、第2日曜日に加え、第4日曜日の11:00~13:00を追加開催させて頂きます。

摂食障害専門相談NPO法人心ざわざわ岡本理香
http://kokorozawazawa.org

7月テーマ
摂食障害は心の病気だと知ってほしい
こんな時どうしよう(座談会)ーご本人の気持ちとご家族の気持ち
7月13日(日)7月27日(日)
8月テーマ
回復のラインとは?
座談会-今、困っていること。
8月10日(日)8月24日(日)

8月10日(日)11時から13時までの摂食障害の講習会(参加費5,000円)にご参加くださる方と、講習会後、場所を変えてお茶会(お茶代のみ自費)をします。夏休みを兼ねて、遠方からのお越しの方のご予約もいただいており、真夏の大阪で、涼しい場所を探して、リラックスしながら、岡本理香を囲んで、お喋りをしませんか?
人数に枠がございますので、ご希望の方はお早めにお申込みくださいね。
講習会場所、大阪府茨木市舟木町15-17 Prefere202 
072(633)0212 090(6245)6777 
カウンセリングサークルワイズ内
阪急京都線茨木駅北改札東口南へ5分
申込 http://counseling-ys.com/yomi-mailer/eating-disorder.html
2008.06.29 Sunday
今、素敵です。だから、この今を重ねるので、明日である今も素敵です。幸せをちょっとずつ感じること。大きな幸せを探すより、確実に小さな幸せを感じていくこと。すると、いつか大きくなりますものね。

確実に前進なさっています。ゆっくり進むこと、これが完治への一歩となります。
過食をとめるのは、簡単です。無理にとめるのは簡単です。しかし、それは、自分を抑えるだけで、治るのではなく、とめる=我慢するだけ。
だから、じっくり、確実に、流れるように、過食の存在が、自分のものになりつつ、多食へ、気晴らし食いへ、そして食べすぎだわ!へと進んでいきます。
食べすぎとは?これは誰にでもあること、普通のこと。それでいいんですね。流れるように。
視野を広げて、いろいろなものに目を向けて、ストレスを感じる度合いを下げていくことで、自分らしさに自信が生まれていきますね。ゆっくり、でも確実ですね。

無理をせずに、ゆっくり。ありがとう、穏やかさを。ありがとう、微笑を。
2008.06.29 Sunday
自分にもっと注目してほしいんですよね。
子供なんですよね。
今、成長の過程にいるんですものね。
葛藤して、皆、大人になっていくんですよ。今は、その時期。
ゆっくりやっていこう。泣きながらね。
それが笑顔になる日がくるんだから。
 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 
プロフィール
HN:
岡本理香
年齢:
60
性別:
女性
誕生日:
1963/07/29
職業:
精神作家・正看護師
趣味:
整理整頓
自己紹介:
岡本理香
精神作家&看護師&心ざわざわ理事長
1963.7.29生、AB型
大阪出身、現在神戸六甲山に在住、有馬温泉傍
整理整頓・ジクソーパズル・捨てることが特技
田原俊彦さんのライブ鑑賞が生きがい
向日葵・マリリンモンロー・真っ赤が好き
高嶺の花を羨むより、足元の豆を拾えが口癖
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